
【連載】SUB-RIGHTS (DotPlace – http://dotplace.jp/)
海外の本を自国で刊行する翻訳出版には、契約を成立させるための業務を担う「版権エージェント」という職種がある。このテキストは、一般社会ではあまり聞き慣れない職種「版権エージェント」の仕事、またそこから見聞きすることになった知られざる翻訳出版小史を伝える自伝的小説になっていく予定だったが、どうだろうか。連載タイトルの「SUB-RIGHTS」とは、著作権の二次的使用を意味する用語である。日本と海外の架け橋となったスコットランド人の版権エージェント、師であったウィリアム・ミラーへ追悼の念を込めて書き綴っていく。
http://dotplace.jp/archives/category/column/sub-rights

【翻訳】
『なぜ働くのか 』
バリー・シュワルツ(著)
田内万里夫(訳)
(朝日出版社/TEDブックス)
【内容紹介】
「お金のため」を超えて、働く意味を発明しよう。
なぜ、不満を抱えながら働く人がこんなにも多いのだろう? 問題は「人間は賃金や報酬のために働く」という誤った考え方にある。今こそ、仕事のあり方をデザインしなおし、人間の本質を作り変えるとき。新しいアイデア・テクノロジーが必要だ。そうすれば、会社員、教師、美容師、医師、用務員、どんな職務にあっても幸福・やりがい・希望を見出だせる。仕事について多くの著書を持つ心理学者がアダム・スミス的効率化を乗り越えて提案する、働く意味の革命論。
「本書は、AI時代における僕たち人間のサバイバルそのものを根源的に問う一冊でもある」……松島倫明〔WIRED編集長/元NHK出版編集長〕(解説冊子より)
Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。人気のTEDトークをもとにした「TEDブックス」シリーズ日本版、第5弾。
「なぜ、私たちは働くのでしょうか? なぜ、私たちは刺激に満ちた冒険を次から次へと味わう生活ではなく、朝起きるたびにベッドから這い出す毎日を送っているのでしょうか?実に馬鹿げた質問だ、働くのは生活のために決まっているーーたしかにそのとおりです。でも、それがすべてでしょうか?もちろん、そうではありません。なぜその仕事をするのか、仕事にやりがいを感じている人々に尋ねてみると、お金のためという答えはほとんど返ってきません。賃金以外の働く理由を並べれば、そこには長く、実に興味深いリストが展開されるのです」(本書より)
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255009940/
● Article (Japanese/日本語)
Street ReView #12 「市民」である僕たちの奮起のために━━佐久間裕美子『Weの市民革命』
http://mearl.org/street-review-012/
Blog (in Japanese): http://mario-mandala.seesaa.net/